MUKU-DATA  杢のある一枚板

おはようございます。
毎年の事ですが、まだ車のタイヤを替えてきません。
4月は忙しくなり、タイミングを失い、ゴールデンウィーク近くになってしまうパターンです。

昨日は午前中、久々に青森ひばの再割の製材をしていました。
製材機から20m以上離れた事務所内の2階で見積もりをしていたのですが、
青森ひばの香りはそこまでたっぷりと運ばれてきます。

昔、東港へ行けば米松のあま酸っぱい香り、
杉の製材工場は杉の品のいい香り、
欅は重い香り、
昨日は御近所周辺に普段あまり製材しない青森ひばの香りが漂っていたのかと思います。
感じてくれた方がいたのかどうかは別としても、
個人的な高貴な香りはいいものです。

色々と待たせていたり返答できなかったりとちょっとこの忙しいタイミングで、
どうしても事務所の板を整理しなきゃだったので、2時間、板の入れ替えをしました。
木の一枚板の力は強いです。
何かが抜けると、とても寂しい感じに変わります。
また新たな板を加えると、ガラッとその場の空気が変わります。
それだけ個性的で放つものがあるのでしょうね。
だいぶ雰囲気も変わりました。

何枚か杢板をご紹介

フランスのポプラ、キラキラしています。

きっとやっぱりクラロウォールナット(皆さん全国に行き渡ったこの共木はクラロと表記しています)のクロッチ(さば杢)

栃のスポルテッド杢、これ反ってしまいました(反り5分)絵画的。

栃の虎杢

こちらも栃、目詰まりのいい純白。色んな模様が控えめに詰まっています。

柳の瘤、珍しい?

って感じです。

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